御供の水引飾り結び 菊の花、蓮の花は縁起の悪い花なのか?
こんばんは。
水引飾り結びで作る
手作りで取り付け簡単な
ギフト用和風ラッピング飾りを
企画・制作・販売する5代目大橋丹治です。
当ブログで紹介するラッピングは
祝儀関連での事例が多いです。
今回は、弔辞、不祝儀(法事も含む)関連の事例の
紹介です。
⇒香川県の老舗、木谷仏壇さんが運営する
⇒進物線香.comさんから
御供に使う水引飾り結び、水引細工ということで
ご発注を頂けました。
菊の花結び、蓮(ハス)の花結び、
めがね(蝶)あわじ結びです。
菊の花、蓮の花共に弔辞、不祝儀でのイメージが
強いですね。
調べてみると菊の花=葬式の花という訳ではなく
流通量が多く1個の花が大振りで見栄えがするため、
葬式に使われるということで
決して縁起の悪い花という訳ではありません。
ですので祝いのラッピングとして菊の花結びを
使うというもの間違いではありませんが。。。
どうしても弔辞のイメージが強いため
敬遠されてしまうかもしれません。
蓮の花も同様です。
仏様は蓮(ハス)の花に座っています。
不浄の象徴とも言うべき泥の中で美しい花を
咲かせることから仏教では愛される花と
なっているようです。
こちらも決して縁起悪いという意味はまったくなく
そういう意味では祝いのラッピングに使用しても
良いようにも思えます。。。
が、蓮→仏様→極楽→あの世の花 と連想して
しまうため祝いの席では敬遠されてしまうのでしょう。
ホテルで蓮の花を飾っていたら
お客様から「縁起が悪いから撤去してくれ」と
苦情が殺到したこともあるようです。
縁起が悪いという意味は本来ないですが、
どうしてもイメージがあるため祝いの席では
避けた方が良いかもしれません。
以上のことから考えると
蓮の花、菊の花ともに弔辞(不祝儀、法事等)の席で
使うほうが良い花に思えます。
今回の木谷仏壇さんのように
御供や法事、弔辞関連の際は、
蓮の花、菊の花をイメージした
水引結びをラッピングとしてご活用ください!
■問合せ先
⇒水引細工・飾り結びで作る
プレゼント用和風ラッピング資材制作の
水引屋・大橋丹治株式会社
℡:0265-22-0623
(平日 10:00~18:00 土日祝 休み)
2015年12月3日