葬儀(弔事)の水引紐の本数 香典袋・不祝儀袋等の飾り結び
葬儀・弔事用の香典袋・不祝儀袋の自社企画・製造・販売する5代目大橋丹治です。
当ブログをご覧頂きありがとうございます。
水引が使用されるのは目出度いシーンばかりではありません。
お葬式、弔辞でも水引は使用されます。
以前、
⇒水引の本数の意味というブログ記事を
投稿しました。
その時の記事は、祝儀を意識した内容でして不祝儀、弔辞に関しての内容は記載しておりませんでした。
では不祝儀、弔辞、葬儀で使用される水引の本数は何本が良いのでしょうか?
ネットで調べると祝儀の席は、3、5、7の奇数が基本。
(10本も使われますが、偶数という考え方ではなく5を倍にしてより豪華という意味をもちます。)
不祝儀は、その反対で2、4、6の偶数が本来の本数という記事をよく見かけました。
しかし、当社では、この偶数の水引での飾り結びを140年以上の社歴の中で作ったことがありません。
祝儀も不祝儀も同様に3、5、7、10本で香典袋、祝儀袋を製造してきました。
きっかけはお客様からのオーダーでした。
オーダーして頂いたお客様は葬儀関係のお客様です。
ですので素人ではありません。
当社も当然素人ではないのですが、この偶数で不祝儀の水引飾り結びを製造して欲しいというオーダーには非常に違和感を感じました。
当然、当社はお客様のオーダーには対応致します。
ですので、6本や4本の偶数で水引飾り結びを作ってほしいというオーダーは承ります。
しかし、この不祝儀、弔辞、葬儀の席での正式な本数は2、4、6本の偶数であるという説明はどうも不思議に思っております。
ネットでの検索ではそのような記事しか見ませんでしたが当社でも調査してみようと思います。
また新しい情報を得ましたらお知らせいたします。
当社としての見解は、(2016年8月6日現在では)祝儀も不祝儀も全て水引紐の本数は3、5、7、10本で良いというものです。
ご不明な点はご遠慮なくお問合せください。
■問合せ先
弔事、葬儀、不祝儀用の水引飾り結びの
⇒自主企画・製造・販売 水引屋・大橋丹治株式会社
℡:0265-22-0623
(平日 9:30~18:00 土日祝 休み)
(12:00~13:00 昼休み)
2016年8月6日